四月の声(2)

中日対照エッセイ

「四月の声」の第2回をお楽しみください。


“四月之声” 二

朝子

  一觉醒来,仍是艳阳高照。一夜之间,万城空巷。大家停下了脚步,封控在家,这对许多人而言,是难得的休息。微信朋友圈里一片岁月静好,有晒囤菜照片的,有发与孩子的互动的,而更多的人则忙着参加小区团购。所谓小区团购,是指统计小区内居民对某件商品的需求,由发起该团购的人向商家下订单,并由商家统一配送至小区。发起人被称为“团长”,在一夜之间成立的小区微信群里发出团购信息,居民们参团,达到最低起送数量便可成团,等待厂家配送了。各位团长在群里吆喝着,“需要的居民请接龙”,人们利用微信群里的接龙功能,在需要的商品下登记自己的姓名和联系方式,以及所需要的数量。

  这厢人们正在热火朝天地团购,那厢则因为疫情防控的严格措施,而在这偌大的城市里,不可避免地发生了次生灾害,同时,一件件不断刷新人们道德底线的事件纷纷上演。“没有核酸阴性的报告,救护车无法将急救患者送入医院”,“叫不到救护车,需要等待数小时”,“消防车进不了小区灭火,消防员下车用手拆除隔离栏”,“确诊的婴幼儿被单独隔离,父母不能陪同”,“由于医院门诊关闭,手术无限期延迟,许多重病患者得不到救治”,“家人就在对面的小区里,却因为封锁无法见到最后一面”, “其他地区定点捐赠的物资被倒卖,而定点区域的居民没收到相应保供物资”,甚至于“老人仍处于存活状态仍被殡仪馆拉走”……一时间人心惶惶,人们心痛,震惊之余,敲着锅碗瓢盆抗议呐喊着“发物资!”,打爆了12345市民热线表达需求,一边接受几乎每天进行的核酸检测。

  手机上打开众多买菜APP,皆显示“配送时间已约满”;到了每日各大平台开放的时间点,一秒之内全部售空。公共交通全部停运,路上只有获得许可证的车辆可以通行。如要前往机场,只有两种途径,步行或花费数千元躲在后备箱里。外卖平台上只有药店在营业,少数外卖小哥被允许在外接单,他们成了很多人寻求急需物资的唯一途径。有一部分小哥急人所急,抱着能帮一个是一个的想法,奔走在大街小巷,当然也有趁机发疫情财,高价跑腿。有女孩托小哥为远在几十公里外的听障父亲送菜,小哥突破重重封锁,克服万难最终成功将物品后送到,她坚持给小哥双倍报酬,一共是200元。这本是冰冷疫情下的一缕温暖,结局却超出了预料。当事件被媒体报道,大家交口称赞女孩的孝心和小哥的仗义相助时,网线另一头的键盘侠们开始对女孩进行网络暴力,表示200元太少了,欺负老实人。女孩不堪网暴,选择了轻生。

  当悲伤的故事不断上演,到了静默管理的第四天,正当我们翘首以待解封的时候,被通知静默管理将继续,所有人继续足不出户。

  第15天,家里囤的食物见底了。我无法控制自己焦灼的心情,担心孩子挨饿。政府发放的保供物资大多是易于保存的蔬菜,例如土豆,西葫芦,莴笋,黄瓜等等,我好不容易团购到了一些常温的奶制品,鸡蛋,绿叶菜。事实上,家里有大米,能吃得了白米饭已经是阿弥陀佛了,于是在最艰难的时候,白米饭加西葫芦炒蛋的组合能够吃上一天,让我对西葫芦和莴笋产生了条件反射般的反胃,发誓今生今世都不会再吃。唯一放心的便是孩子有了奶制品和蛋类,虽不再是之前的“非鲜奶或进口常温奶不喝”,“只吃林间散养的草鸡蛋”,最起码不会营养不良。

  等疫情稍有缓和的时候,一批“保供单位”在外卖平台上线了。价格虽昂贵,但已经是多日未见的难得的新鲜食材了。只需舍得花钱,上到M5牛排,下到断货数周的葱姜,甚至是零食,都可买到。可惜许多店铺往往上线几分钟便被关闭,询问原因,答曰,“订单太多而没有外卖小哥配送,系统自动关闭店铺”。既如此,就捧着手机不断刷新,一看到店铺开放就疯狂点击下单,大多数时候下单时显示“店铺已休息”,少数运气好的时候可以抢到一点食材,最让我得意的是抢到了三文鱼,赶紧小心翼翼给孩子补充OMEGA-3。只是万不可贪心,看准一种商品就下单,否则一口气选太多,只能落得“店铺已休息”的结局。

「四月の声」 二

 翌朝目覚めると、いつもと変わらず陽が高く昇っていたが、街は一夜にしてゴーストタウンと化していた。人々はみな一歩も外に出ず、家に引きこもっていて、多くの人にとっては貴重な休みともいえた。微信のグループチャット上では時が静かに流れていて、買い溜めた野菜や子供と遊ぶ写真をアップしている人もいたが、ほとんどの人は住んでいる小区の団体購入に参加するのに忙しかった。

 この小区ごとの団体購入というのは、発起人が小区内住民の購入希望商品を集計し、それを取りまとめ一括して販売業者に発注し、業者はその注文分をまとめて小区に配達するという仕組みだ。この発起人は「団長」と呼ばれ、一夜にして出来上がった小区のグループチャットに団体購入の情報をアップし、住民たちはそれをフォロー、最低注文単位に達すればその団体購入は成立し、業者から配達されるのを待つ。各団長はグループチャットで、「購入希望者はすぐに接龍(フォローの意)して」と頻繁に呼びかけ、皆は微信の接龍の機能を使い購入したい商品のところに自分の名前と連絡先、購入数を登録するが出遅れると購入できない というシステムである。

 人々が団体購入に参加するため血眼になっている一方で、当局による厳しい感染防止措置が行われていた。このような状態に陥った大都市では、必然的に二次的災害は避けられず、人間の道徳的概念の根幹を揺るがすような事件が次々に起こった。

 「救急車を呼んでも『PCR陰性証明がない』といって搬送を拒否される」、「救急車が不足し数時間も待たなければならない」、「消防車が小区の中に入れず、消防隊員は車を下りて素手で隔離柵を壊さなければならない」、「陽性となった乳幼児が両親から引き離されひとりぼっちで隔離される」、「病院の通常診療窓口は閉鎖され、手術は無期延期となり、重症患者も救えない」、「家族の最後に立ち合おうとしても、封鎖のためすぐ隣の小区にも入れない」、「地区指定の配給物資が横流しで別の地区に売られ、対象地区の住民が配給物資を受け取れない」、さらには、「ある老人がまだ生きているの葬儀屋に引き渡されてしまった」、等々。あっという間に人々はパニック状態に陥り、心を痛め、恐怖のあまり鍋やドラム缶をたたいて「物資をよこせ!」と抗議の叫びを上げる。市民ホットライン12345に電話をかけて様々な要求を訴える一方で、ほぼ毎日PCR検査を受ける。

 携帯でいろいろな買い物アプリを利用するが、画面上に表示されるのは「この配達時間は空きがありません」というものばかりで、毎日各サイトは受付開始からわずか一秒ですべて売り切れ状態になってしまう。公共の交通機関は全部ストップし、道路を走っているのは許可証を持っている車両のみである。上海脱出のため 空港に行く手段も二つのルートに限られ、徒歩もしくは数千元払って後ろのトランクに身を潜める方法しかなかった。デリバリーのサイトでは薬局以外ほぼ稼働していなかったので、緊急に必要な物はごくわずかしかいない配達員を独自に確保するしかない。 人を助けたいと思って駆けまわる配達員もいれば、機会につけ込んで高い値段を要求する配達員もいる。

 ある少女は数十キロ離れた耳の不自由な父親に食料を届けるため配達員に依頼し、その配達員はいくつもの封鎖網を突破して、最終的に無事配達することができ、彼女はその配達員に報酬として倍の200元を渡した。この話は氷のように冷酷なコロナ禍における心温まるエピソードだったが、予期せぬ結末を迎える。メディアにも取り上げられ、皆は口をそろえて父親思いの少女とよく頑張った配達員を称賛したが、ネット上では匿名ユーザーによる少女への誹謗中傷が始まり「200元とはいくら何でも少なすぎる、正直者いじめだ」とネット上で叩かれた。少女はこのネット暴力に耐えきれず、若くして自らの命を絶ってしまった。

 悲惨な出来事は更に続き、ロックダウン開始から4日目、解除を首を長くして待ちわびていた私たちだったが、結局このままロックダウンを継続するとの通知があり、上海市民は全員引き続き家から出られないこととなった。

 ロックダウン15日目には、家の貯蔵食料が底を尽く。私は心の焦りをどうにも抑えきれず、子供が飢えるのではないかと心配した。政府配給の補償物資はその多くが保存しやすい野菜、例えばジャガイモ、ズッキーニ、茎レタス、キュウリ等で、常温保存の乳製品や卵、葉物野菜は団体購入でようやく手に入れた。ただわが家にはお米があったので、実際に白ご飯を食べられただけでも恵まれていたといえる。最も厳しかった時には、ご飯にズッキーニと卵の炒め物だけで一日をしのいだこともあり、今ではズッキーニと茎レタスを見ただけで吐きそうになってしまい、もう一生食べないと心に誓っている。子供に乳製品と卵類を食べさせることができたのは唯一の安心材料で、以前のような「新鮮な牛乳や輸入物の常温牛乳以外は飲まない」とか「地鶏の卵以外は食べない」、といったこだわりはもう二度となくなり、栄養不良にさえならなければそれでよくなった。

 コロナ感染状況がやや緩和してくると、「配送可能店舗」なるデリバリーサイトが現れるようになった。価格こそかなり割高だが、もう長い間お目にかかっていない新鮮な食材を取り扱っている。少しばかり金額を上乗せするだけで、上はM5クラスのステーキ肉から下はずっと品切れ状態だったネギやショウガ、お菓子に至るまで、何でも購入可能である。しかし残念なことに多くのサイトは始まって数分後にはクローズされてしまった。理由を聞くと、「注文が多すぎて配達員が確保できないため、システムによって自動的にクローズされる」とのこと。このように、我々は携帯画面を常に更新し、もしサイトが開いていたらすぐに注文入力するが、大抵は「本サイトはすでに終了しました」と表示され、たまに運がよければわずかばかりの食材を手に入れることができた。私の自慢はサーモンを手に入れたことで、届いたらすぐに大事に調理し、子供にオメガ3を補ってあげることができた。決して欲張らずに必要な商品を絞って注文するのがコツで、そうもいかず一度に大量の注文をすると、結局は「サイトはすでに終了しました」という羽目になる。

(翻訳 ゴンチー所長)

(チェック 笠原寛史)

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